手首の痛み
- 物を持つときに手に力が入らないことがある
- 手首の痛みが強く家事に支障が出る
- 痛みが良くなるか不安を感じている
- ひどく痛むわけではないので我慢している
- 家事や育児に支障が出ている
- 整形外科で痛み止めを打ったが痛い
手首の痛みの原因はなにか?|玉名市 速治膏の吉田整骨院
手首に痛みが生じた場合、2つの原因に分類されます。外的損傷、または神経系です。それぞれどのような違いがあるのかご説明します。
外的損傷によるもの(怪我)
外的損傷とは外部からのなんらかの強い刺激によって怪我をした場合のことを指します。例えば、交通事故や骨折、捻挫、突き指などです。怪我が治った後も後遺症として手首に痛みが残る場合もあります。これも外的損傷によるものです。
神経系のもの(病気)
手を動かすための神経は首から出ています。そのため、首が原因の場合にも手首に症状が現れる場合があるでしょう。
関節に菌が入り炎症を起こし、関節痛として手首に痛みが生じる場合もあります。左右両方の関節、手足の関節が痛む場合は、関節リウマチなどの病気である可能性があるのです。
関節リウマチは中高年の方に多く見られます。また、関節リウマチの場合は筋肉の痛みや発熱といった関節以外の症状が現れることがあるので、疑いがあれば速やかに病院へいきましょう。神経痛であった場合は、激しい痛みがあり、不規則に繰り返し痛みが再発します。
しびれが生じる神経系が原因の場合、正中神経麻痺である可能性があります。
正中神経は手の中で重要な神経のひとつです。正中神経の傷害は、どこが原因となっているかにより症状が異なり、手根管症候群は正中神経の傷害で多くみられます。
手根管症候群は発症し始めに人差し指、中指にしびれや痛みを感じます。その後親指や薬指の中指に近い部分まで広がるのです。手を振ったり手を閉じたり開いたりすると、痛みが軽減されますが、ひどくなると細かい作業が困難になります。心当たりがある場合はすぐに治療が必要です。
手首の痛みを放置するとどのようなリスクがあるのか?|玉名市 速治膏の吉田整骨院
手首の痛みを放置すると、物を掴んだり握ったりする際に力が入りにくくなることもあります。 また、指の腱鞘炎の場合だと指を曲げたり伸ばしたりする際に、ばねのような引っかかりが生じます。 それが悪化すると指が動かなくなることもあります。 軽度であればストレッチをするのも効果的です。 重症化するとドケルバン病やバネ指の発症する可能性が高まるため、アイシングやストレッチで軽減しなければ、速やかに医療機関を受診しましょう。
当院で行っている手首の痛みの施術紹介|玉名市 速治膏の吉田整骨院
当院では手首の痛みを治すために、操体法と筋膜リリースで治療していきます。
操体法の基本的な考え方は、身体のバランスを整えることによって健康を獲得できるというものである。不健康な状態(痛みや違和感、不快感、攣れ 等の症状)では身体に歪みが発生する。
その歪みを 改善するためには、「快」の方向へ身体を動かすと 良いとされる。「快」の方向へ身体を動かすことは、 身体全体のバランスを整えることに繋がるという 考え方である。「快」の方向への動きとは、痛みや 違和感、不快感、攣れ(つれ)等の症状の無い方向 への動きということである。反対に「不快」な方向 とは、痛みや違和感、攣れ(つれ)等の症状のある 方向を指す。
操体法の動きでは、「快の方向」と「不快の方向」 の 2 つの方向の動きを基本としている。
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
筋膜リリースとは、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。
筋膜リリースがときに「筋膜はがし」と翻訳されて呼ばれる理由もここにあります。
筋膜組織の機能回復を図るためには、物理的に圧迫・刺激を加え、筋膜の乱れを取り除くことが必要で、アイロンを使用するように、両手を使って皮膚表面を引き剥がしたり、指で筋膜同士を引き離したり、手のひらでこするようにマッサージし、筋膜リリースを行います。
手首の痛みでお悩みの方は、玉名市の速治膏の吉田整骨院へお越しください。

執筆者:
院長 吉田 啓次郎
私は、この仕事をする為にこの世に生まれて来たと本気で思っており、これからも患者様の身体の痛みや心の傷みを少しでも癒やし、トレーニングやエクササイズ、食育を含めた色んな健康へのアドバイスを通して患者様に精一杯寄り添う覚悟で、死ぬまで現役を貫きたいと思います。